窯業系サイディングボードで耐火性、耐水性もバッチリ!
埼玉県春日部市を拠点に屋根や外壁の補修、およびリフォーム工事を行っている楽遠です。
近年、外壁の施工で増えているのが、窯業系サイディングボード。
セメントと繊維質を混ぜた外壁材です。
見た目はセメントのように見えますが、触ってみると表面がツルツルと塗膜で覆われていることがわかります。
この繊維質の塗膜こそが、防水性や防火性を兼ね備えています。
例えばライターやチャッカマンで火をつけても燃えません。
もちろん長い時間、火に当たっていればだんだんと変色し、焦げ付いていってしまうのですが、そう簡単に火がつくような素材ではないので、例えば放火などの心配もまずないと考えて良いでしょう。
さらに防水性もあるので壁にシミなどが発生してしまうリスクもかなり低いです。
お掃除もしやすく定期的に磨けば綺麗な状態を維持できます。
ただサイディングボードは大きなものを使っても必ずつなぎ目が発生するので、その部分を埋める工事も必要です。
コーキングの弾力が弱くなってくると肉痩せという現象ができ、外壁材との間に隙間を生じてしまうことがあります。
これがだいたい10年前後といわれていますので、サイディングボード自体に問題なくても、必ずメンテナンスは行った方が良いでしょう。